甘噛みを止めさせるトレーニング

甘噛みは早めに止めさせる

子犬の甘噛みは、トレーニングで治すことができます

犬の甘噛みは、トレーニングで治すことができます。

まず最初に、「なぜ子犬が甘噛みするのか」ということなのですが、私たち人間は何か分からないものがあったときは手で触って確かめますよね。犬の場合は、人間ほど手の感覚が発達していないので、代わりに口で噛んで確かめる習性があります。これが甘噛みの理由です。

噛んで良いもの、噛んではいけないものをトレーニングによって教えることで、人の手や洋服など、噛んではいけないものは甘噛みしなくなります。

甘噛みのトレーニング方法1.準備

実際のトレーニングの時にどうするかですが、まずトレーニングの準備として、サークルやサークル内のものはかじっても食べても無視します。サークル内にかじったら危険なものがある場合は、危険がないように工夫します。

そしておもちゃはサークル内と外に一個ずつにするのがベストです。たくさんあると犬はどれが噛んでいいものでどれが噛んではいけないものかがわからなくなってしまうからです。

甘噛みのトレーニング方法2.声で褒める

ここからが実際のトレーニングになりますが、子犬が噛んでもいいおもちゃを噛んでいる時は声で褒めてあげます。触って褒めるのではなく、わかりやすいように必ず声だけで褒めるようにします。

そしてサークルの外のものはおもちゃ以外はすべて噛んではいけないものにします。サークルの外の噛んでいいものはおもちゃだけにして、おもちゃを噛んでいる時は声で褒めてあげる。

そしておもちゃ以外のものを噛んだ場合は残念そうに「あ~あ」と言って素早くサークルに戻します。怒ったり大きな声を出したりせず、「あ~あ」と言ってサークルに戻すのを徹底します。

この「あ~あ」というのは、犬が間違ったことをした時に出す言葉として覚えさせておくと良いでしょう。他のトレーニングでも活用できます。

例えばサークルの内に手を入れた時に犬が噛んだら、「あーあ」と言ってサークルから離れる。そうすると、サークル内でも「噛んだら飼い主がどこかに行ってしまう」というふうに覚え、噛まないようになります。

甘噛みのしつけでやってはいけない10のポイント

これをしないように気をつければ甘噛みは治せる

甘噛みのしつけはけっこう大変です。子犬はすぐにいろんなものを噛んでしまうので根気がいるのと、しつけの徹底ができていないとなかなか覚えられません。ここでは甘噛みのしつけがうまく行かないときのよくある失敗パターンを書いておきますので、こうならないように注意して下さい。

  1. 家族の中でサークルに戻さない人がいる、噛まれたけど痛くないからといって戻さない時がある
    ※しつけをする時は家族全員で共通させる事が大事です。お父さんは戻すけどお母さんは許してしまうなど統一していないと、犬はやっても良いのかやってはいけないのかの判断ができません。
  2. 叱ったりびっくりさせる声を出したりしている
  3. サークルに入れる時に逃げられて追いかけっこになっている
    ※素早く入れることが大事なので、戻すときに逃げられる場合は部屋に出す時はリードをつけるなどで対策します
  4. トレーニングの回数が足りない
  5. 噛んでいいおもちゃを噛んでいるときに褒めてあげるの忘れている
    ※いいものと悪いものを区別させるため、噛んでいいおもちゃは噛んだら褒めてあげましょう。
  6. 使い古した靴下やスリッパをおもちゃにしている
    ※人間が履いているものとおもちゃが同じだと犬は区別がつけられません。子犬はスリッパが大好きですが、他のおもちゃをあげましょう。
  7. おもちゃで引っ張りっこ遊びをしている
    ※これは噛んではいけないものを甘噛みしなくなってから、大きくなってからやりましょう
  8. 他のしつけ方と併用している
    ※やり方を統一しないと犬はどれが正しいのかわかりません。このやり方ならこのやり方、他のやり方なら他のやり方、やり方はいろいろあるのでどれを選択しても構いませんが犬がちゃんとわかるように一つに絞りましょう
  9. 途中で甘噛みを止めたからといって、サークルに戻すのをやめてしまう
  10. お手入れや抱っこの最中に噛まれてしまう
    ※お手入れの途中では、お手入れをおわらせたいために戻さないことが多いですが、ここでもきちんとサークルに戻しましょう

ちょっと厳しいようですが、覚えるまでの辛抱です。せっかくサークルから出てすぐ甘噛みしてしまったときや、噛まれたけどそんなに強くなかった時は「まあいいか」と思って見逃してしまいがちですが、それは犬を混乱させることになりますし、甘噛みのしつけが長引いてしまうことになります。

そうすると子犬も遊びたいのにサークルに戻されることが増えて結局得をしないので、覚えるまでは我慢して徹底してしつけていきましょう。

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